2016年01月15日
今後10年間で胃がんに罹患する確率を算出した笹月先生(国立がん研究センター)らの論文がIJC(International Journal of Cancer)に掲載されました。
その論文によると、
1990年代に開始した多目的コホート研究により、約20,000人のデータから個人の今後10年間で胃がんに罹患する確率(絶対リスク)を算出した。ABC分類の他に喫煙、胃がんの家族歴、高塩分食品(塩蔵魚卵)の摂取を考慮すると、確率が最小の40歳・A群から確率が最大の70歳・D群では、男性において値が0.04%から14.87%の開きがあった。女性における値は0.03%から4.91%であったという。