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2016年02月04日
厚生労働省は、がんの予防及び早期発見の推進を図ることにより、がんの死亡率を減少させることを目的としている「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」を一部改正、健康局長から都道府県知事・保健所設置市長・特別区長宛てに通知されました。
胃がん検診の対象者と実施回数が「50歳以上で2年に1回」となり、検診項目として「胃Ｘ線検査か胃内視鏡検査のいずれか」と、内視鏡検査が新たに対策型胃がん検診の検診方法として推奨されました。
また、この指針では、胃がん予防健康教育を実施する場合、ヘリコバクター・ピロリ除菌等の一次予防と胃がん検診との連携が確保された実施体制に配慮、といった留意事項も記載されています。
さらに、がん検診の事業評価を行うに当たっては、死亡率減少を目指して、がん発見率などの「プロセス指標」による評価を行うことが不可欠である、とされました。
詳しくは厚生労働省のサイトを参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059490.html
ＰＤＦデータはこちら
■通知
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000111661.pdf
■指針全文
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000111662.pdf
■新旧対照表
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000111663.pdf