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新年のご挨拶

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2014年01月14日

 

あけましておめでとうございます。

おかげさまをもちまして、当法人は、2008年8月の設立以来5年が経過し、
昨年は認定NPO法人に認可されました。
また、2013年は私たちの目指す胃がん対策の柱のひとつである「ピロリ菌除菌」において、
ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に対する除菌療法に保険が適用されるという、
大きな動きがありました。
しかしながら、国の推奨する胃がん対策は胃X線検診のみ、という状況は
いまだ変わっていません。

内視鏡の登場で、悲願であった胃の中を直接見ることができるようになっている。
誰がいつなるかわからなかった胃がんが、胃がんリスク検診によって、
なりやすい人、なりにくい人が診断できるようになっている。
胃X線検診がはじまったころに先人が願っていたことが、現実のものになっていることを実感します。
胃がんは、検診で発見する時代から、予知し、予防し、そして撲滅する時代に入ったといえます。

私たちは、ピロリ菌感染症としての胃がん対策として、
1)胃がんリスク検診(ABC検診)によって、胃がんの原因であるピロリ菌感染と胃がんのリスクである萎縮性胃炎を診断し、
2)リスクに応じた定期的な内視鏡診療で胃がんの早期発見につとめる。
3)ピロリ菌除菌によって、胃がんを予防する。
4)早期に発見された胃がんに対しては、開腹しない、胃を切らない内視鏡治療を行なう。

この4つを胃がん対策の柱として国内、そして海外にも普及させていく運動を、
これからも続けて参ります。

ご支援よろしくお願いいたします。

2014年1月
三木一正

 

本件に関する問い合わせ先

〒108-0072 東京都港区白金1-17-2 白金タワーテラス棟609号
認定NPO法人 日本胃がん予知・診断・治療研究機構
理事長 三木一正
TEL:03-3448-1077 FAX:03-3448-1078
E-Mail:info@gastro-health-now.org

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